読書感想は書けなくても、買った理由なら書ける
2025.07.27

本を買って読んだからには、感想を残しておきたい。そして、その感想を後から読み返すのもおもしろい。
とはいえ、雑多なメモなら書けても、きちんと清書してまとめるには時間がかかる。
これまでにも、買って読んだ本のうち一部の本しか感想をまとめきれていない。
そこで思ったのが、『その本を買った理由』なら、すべて書けるのではないか と。
まとめてみると、結構面白いかもしれない。
あとから買った理由を見返すことで、積読になっていた本を手に取るきっかけにもなるかもしれない。
その本を買った理由 (更新日 : 2025/07/27)
2025/07
『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』
今年の7月に出た本。著者の難波さんの書いている文章が好きだから。発売前から気になっていた。自分が文章を書く時の参考にしたい。また、ナラティヴに抗うというテーマが気になるので。
『「実験」とは何か: 科学・社会・芸術から考える』
実験そのものをテーマにしていること、その中でも自分とも関わりが深いSTSを取り扱っていること。自分の研究の中での「実験」を深化させていきたいから。
『インカ帝国: 砂漠と高山の文明』
『教師がまとめる研究論文』
『省察的実践とは何か』が絶版でメルカリにないかなと探していた時、同じ出版社から出ているこの本を発見した。目次の写真に写っていた、「リサーチクエスチョンとしてのタイトル」が気になった。最近、タイトルの付け方について考えていて、参考になりそうと思った。
『精選論理国語』
高校の国語の教科書。最近の高校国語では、現代文が「論理国語」と「文学国語」という2つの科目になっているらしいというのを知って、読んでみたくなったから。扱っているテキストも面白い。
『未来をつくる言葉』
ドミニクチェンさんの本。ドミニクチェンさんの本はいくつか読んでて『精選論理国語』の中にこの本の一節が載っており、読みたいなーと思ったから。文庫本なので、手軽に買えた。
『経験と教育』
ジョン・デューイの本。最近読んだ『「ふつうの暮らし」を美学する 家から考える「日常美学」入門』の青田さんや、読書会にも参加した『スマホ時代の哲学』の谷川さんは、デューイの研究をしているのを知って、デューイについて知りたくなったから。
2025.07.26
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